30代・40代の為の、ダイエット成功理論

たろう
30代になってから太りやすくなったよ。。。
マッスル大塚
たろうさんは、痩せるためにどんなことしてるの?
たろう
毎日走って、食事制限してるよ!
マッスル大塚
筋トレはどんなことしてるのかな?
たろう
腕立てとスクワットと腹筋を毎日100回やってる!!

年齢と共に、体重が落ちないといった相談をよく受けます。
そして、そういった方の多くが、「トレーニングは結構しっかりとやっているんだけどね。」と仰るのです。

今回は、なぜそんなことが起こるのかを説明していきたいと思います。

加齢により太りやすくなる理由

30代・40代になると、必ず耳にする「年齢と共に、太りやすくなってきたんだよ。」

「怠けているからでしょ?」なんて言葉も聞こえてきそうですが、

これは、言い訳でも噂でもなく、誰にでも起こる体の変化で事実なのです!

だからこそ、加齢による体の変化を認識し、そこに対策を打つことで年齢に負けない体を手に入れていかなければならないのです。

 

たろう
どうして、年をとるだけで体が変化するの?
マッスル大塚
それは加齢によって、体にある変化が起こるからなんです。
たろう
半分、太った言い訳で使ってたけど、本当だったんだ!

加齢により変化する筋肉量

年齢を重ねる毎に減少してしまうものがあります。

それが、筋肉!

加齢により、筋肉の量が自然と減少してしまう

私たちの筋肉は、30歳くらいをピークに減少し始めて、年齢と共に減少スピードが増していきます。

特に、日常生活ではあまり使わない筋肉が減少しやすく、
実際に、部位別の筋肉量を調べた研究(谷本氏他 2009年:日本老年医学会雑誌)では、腕や手に比べて足などの下半身の筋肉量の低下が著しいことが分かっています。
歩行や階段昇降などの移動行動に関する筋力の低下が著しいとするならば、日常動作と筋肉量は密接に関係していると考えられるのです。

車や電車、エレベーターやエスカレーター。
現代は、移動が容易になった反面、日常の移動行為で筋肉を動かすことが少なくなったことも事実。

意識的に動かす努力をしていかないと、筋肉量は低下していく一方なのです。

筋肉量が減ることにより体が変化する理由

 

たろう
どうして筋肉の量が減ると太りやすくなるの?
マッスル大塚
それは、筋肉が減ることによって、減るものがもう一つあるからなんです。それがこちら!
筋肉の減少に伴い、基礎代謝量が低下してしまうから

 

この筋肉の減少にともなう基礎代謝量の低下が、加齢による体の変化を助長するのです。

基礎代謝量が減ると、以前と同じ食事をして太ってしまうというのは、これが原因なんです。
日常で消費される総消費エネルギーの7割以上と言われている、基礎代謝量が落ちることで、摂取カロリーとのバランスが崩れ、体型が崩れてしまうのです。

基礎代謝とは、心臓を動かしたり呼吸したり、体温を調節など「生きていることを維持するため」に必要なエネルギーで

体を動かさない状態、つまり一日中寝ていても消費する、24時間絶え間なく使われ続けるエネルギーなのです。

ですので、30代・40代の方がまず取り組まなければいけないことは、
筋肉量を維持すること!

加齢で減少してしまった筋肉を取り戻すこと。これが大切になってくるのです。

 

30代・40代の方が大切にしなければならないトレーニングとは

たろう
筋肉量を維持するためにはどんなトレーニングが必要なの?
マッスル大塚
加齢による筋肉の減少を止めるために、筋肉を大きくするトレーニングが必要です!

 

先ほど、筋肉量を維持することが大切とお伝えしましたね。

つまり、筋肉を大きくする為のトレーニングをすることが大切になってきます。

この筋肉を大きくするためのトレーニングのことを

 

筋肥大トレーニング

と言い、つまり

30代・40代の方は筋肥大トレーニングが重要

となるです。

目的に合った筋トレとは?

たろう
毎日腕立て100回やってるよ!オレ、完璧じゃん!!
マッスル大塚
腕立て100回では、筋肉は大きくならないんです。

 

皆さん、ご存じでしょうか?

筋トレには、3つの目的に合ったトレーニングがあり、トレーニング内容が違うということを。

筋トレは

  1. 筋肥大トレーニング
  2. 筋持久力トレーニング
  3. 筋力アップトレーニング

の3つに分けることができ、目的もやり方も違うんです。

たろうさんが実施している、『腕立て100回』は
筋持久力トレーニングとなり、その目的は筋肉をより長く使えるようにためなのです。

私たちが取り組まなければならないのは、
筋肥大トレーニングで、その目的は筋肉を大きくすることですね。

ここを間違えてしまうと、いくらやっても効果が表れません。

100メートル走の選手が、毎日42.195km走っているのと同じです。

因みに、
筋力アップトレーニングは、より重いものを扱うためことを目的としたトレーニングです。

筋肥大トレーニングを実施し、筋肉量を増やし、基礎代謝量をあげることを意識しましょう!

筋肥大トレーニングとは

たろう
今までのオレは何だったんだ。
マッスル大塚
筋肉に刺激を与えることは大切なので、これからこれから!
たろう
そっか。じゃあ、筋肥大トレーニングって何?

では、筋肥大トレーニングについて簡単に説明しますね。

  1. 大きな筋肉を鍛える(大胸筋・広背筋・大殿筋・大腿筋・腹筋群)
  2. 8回~12回を3セット / セット間の休憩:30秒~1分 / 最後のセットで限界を迎えるスピードと姿勢
  3. 毎日やらない(超回復を活用)
  4. しっかりとバランスの良い食事をとる(食事法)

を意識して実施してください。

詳しく書くと、筋繊維がどうとか食事の方法とかややこしい説明が必要になるので、まずは実施して欲しいポイントだけを説明しました。

個々の詳細は、また別の投稿でご説明しますので、ご安心くださいね。

 

筋肉量を上げることの効果

 

たろう
基礎代謝量あげるだけでは痩せられないと聞いたことあるんだけど
マッスル大塚
そうですね!それは筋肉を増やすことで生まれるもう一つの効果を知らないからなんです。

筋肉は脂肪に比べて燃費が悪い

車で考えると、燃費のいい車が環境にも財布にも優しく人気ですが、

人の体に置き換えると逆になります!

燃費の悪い体 = 太りづらく痩せやすい体

となるんですね。

 

再び車で考えてみましょう!

まずは燃費が悪い車の代表、アメ車を想像してみてください。
車体も馬鹿でかく、それを動かすエンジンもパワーを必要とするため大きい。

では燃費の悪いスポーツカーを想像してみてください。
車体は小さく、引き締まっていますね。そこにスピードを追求するために、アメ車と同じ強くパワーのあるエンジンを積んでいます

私たちが目指すべき体は、スポーツカー。

人の体を動かしているのは筋肉です。
つまり、筋肉が人間にとってのエンジンなのです。

車がガソリンでエンジンを動かすのに対して、人間はアデノシン三リン酸という栄養をエネルギー源として筋肉を動かします。

体重が重い人の方が、エネルギーを多く消費するのはイメージしやすいかと思います。

筋肉は脂肪よりも重い

 

たろう
であれば太っている人の方がエネルギー消費するじゃないですか
マッスル大塚
ですから、太っている人の方が一気に体重が落ちるんです
たろう
なら、筋肉をつける理由はなんなんですか!?
マッスル大塚
筋肉は脂肪よりも重いからなんです

 

筋肉は脂肪よりも重いので、同じ体重であるということは、筋肉質な人よりも脂肪を沢山体内に蓄えているということ。

つまり、脂肪の多い人の方が太って見えてしまうんです。

こういうことです!

つまり、

筋肉が大きい = 体が重くなる + 見た目が軽くなる + 沢山のエネルギーを使うことができる

となり

痩せやすく、太りづらい体を手に入れることができる
のです。

 

まとめ

筋肉量を増やすことは、若々しさを保つためにもとても大切です。アンチエイジングにも役立つというわけです。

若々しさを保ち、心も体も健康でいられるように、正しい知識の元で運動・トレーニングをしていきましょう!

年齢は関係ありません!

あなたは必ず変わることができます!!

 

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